険道好きにはたまらない!洞窟のトンネルをくぐり抜ける県道300号線

岡山県高梁市にある羽山渓。県道300号線の羽山第2隧道(=トンネル)は、「こ、これが県道?」と思わせる、巨岩の洞窟を素掘りした迫力満点の険道にありました。

スリル満点!
全長10kmの県道300号線

岡山自動車道・賀用ICを降りて高梁市街地へ。高梁川を渡り成羽町方面へと向かい、さらに「険道」と呼ばれる県道300号線を羽山渓目指してぐんぐん北西へ進んでいきます。

島木川の下流

この先、大型車は「通行不能」となっています。

ちょっとドキドキしますね♡

標識の文字が見えづらいけど、右は「町道羽山線」と書かれていたので、左の「県道300号線」を選びましょう。

あわてないあわてない

さらに進んで行くと、もう1カ所2又で迷うところがありますが、そこはを選んでください!(吹屋ふるさと村方面)

雨も降っていないのに道が濡れていますね。

この辺はガードレールがあるだけマシ・・・

それは突然現れた!

対向車が来ないことをひたすら願いながら恐る恐る進んで行くと・・・

おっ!!


もしかしてこれが噂の?
通り抜けて振り返ると・・・

おおお〜!!!

北西側入口から見た羽山第2隧道

スゴくないですか?これ、県道ですよ。

この辺りは2kmに及ぶ「羽山渓」という景勝地で、休憩小屋もあります。県外ナンバーの車やバイクもちらほらお見かけしました。

苔だらけですが、高梁川上流県立自然公園と書かれています

カーブミラーのあたりが駐車スペースになっていますが(1台か、頑張って2台駐車可)、もう少し北西へ進めば、駐車場があります。(と言っても道端のちょっと広くなったところに数台置ける程度)

龍が住んでいて昇天したと伝えられる「棲龍洞」(=穴小屋)という鍾乳洞があり、本格的な洞窟探検ができるようです。ライトやヘルメットは必須。くれぐれも完全武装で!

カーブミラーのあたりが洞窟探検の入口

上を見るとこんな感じ。

迫力のオーバーハング!

車に気をつけて、ちょっとだけトンネル内を探検。
まさに「隧道」と呼ぶにふさわしい素掘りのトンネルです。

全長32m、幅3m。手掘り感がたまらん


いかがでしたか?
空気がひんやりしているので、涼を求めてくるにはサイコーの場所でした。

運転に不慣れな人は、道が狭いうえにガードレールもないので、崖から奈落の底へ落ちないよう気をつけてくださいね。

見事な渓谷美

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岡山在住。 子育てに区切りがつき、好きなことを仕事にしようと長年勤めた会社を辞めてはや3年。 編集・ライター講座に通いフリーライターを目指してみたものの、未だバイト生活。右往左往の日々が続いています。 そんな毎日の中から見つけた、はかなくも楽しい日々のあわを書き留めました。