鉄筋彫刻で空間にスケッチ/徳持耕一郎展「線で奏でるJAZZ」

鉄筋彫刻家・徳持耕一郎さんの個展「線で奏でるJAZZ」へ行ってきました。
陶酔した表情でJAZZを奏でるトランペッターやボーカリスト、ベーシストらを活写した作品約20体を展示。かつての醤油蔵を再構築した勝山文化往来館ひしおホールは、まるでJAZZのライブ会場のような不思議な空間が広がっていました。

「鉄筋彫刻」って何?

鉄筋彫刻とは、細い鉄筋を曲げたり、溶接でつなげたりしたもの。作品の線が途切れ途切れになっていて、平面の線画から半立体の彫刻へと想像をかき立てます。まるで空間にスケッチしたかのように見えますね。

背景の土壁に映る影が3D効果に。

蔵に広がるJAZZのライブ感

会場となった「勝山文化往来館ひしおホール」は、かつてこの場所にあった古い醤油(=ひしお)蔵から名付けられました。風情のある勝山の町並みに馴染んだ外観と、中は土壁と木をふんだんに使ったぬくもりのあるアートスペースとなっています。

中庭にも女性ボーカリストが。
渋〜〜いっ!
蔵とJAZZって合いますね
ベースの低い音が聞こえてきそう・・・

「徳持耕一郎さん」まとめ

”鳥取県出身鳥取市在住の63歳。専門は版画。浮世絵に魅せられアートの道へ進む。ジャズクラブに通いながらスケッチと溶接技術を磨き、1993年から鉄筋彫刻を始める。年10回ほど全国で展覧会を開いたり、ジャズの演奏に合わせたライブドローイングも展開。スイングジャーナル誌に鳥取からイラストを送り掲載される。2009年にはWalt Disney Concert Hallに作品が置かれる。2019年、京都・青幻舎から作品集を出版。竹内まりやさんの依頼で「山下達郎像」を製作するなど活躍は多岐に渡る。”

ライトを当てて後ろの板に映る影を楽しめる針金彫刻も。

「線で奏でるJAZZ」概要

会期:2020年9月19日(土)〜10月4日(日)水曜日休館
入場料:300円。
作品は購入可。気になる方はご相談を。
最終日には徳持さんによる浮世絵版画の制作実演もあります。

初めて見た鉄筋彫刻。重すぎない、軽すぎない。平面と立体の間を風のようにスイングする感覚が、と〜ってもおしゃれでした!ひとつ欲しいっ!

勝山文化往来館ひしお
岡山県真庭市勝山162-3
電話:0867-44-5880
10:00~16:30
定休日:水曜日(カフェは火・水曜日休み)
駐車場:あり

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください

ABOUTこの記事をかいた人

岡山在住。 子育てに区切りがつき、好きなことを仕事にしようと長年勤めた会社を辞めてはや3年。 編集・ライター講座に通いフリーライターを目指してみたものの、未だバイト生活、右往左往の日々が続いています。 そんな毎日の中から見つけた、はかなくも楽しく切ない日々のあわを書き留めています。