急勾配な「ベタ踏み坂」は望遠レンズで作れる!?

鳥取県と島根県の県境にある江島大橋
通称「ベタ踏み坂」と呼ばれるこの橋は、かつて車のCMでも有名になりました。
しかし、実はそんなに急な坂ではないのです。
では何故「ベタ踏み坂」と呼ばれているのでしょうか?

江島大橋のホントの姿とは・・・

鳥取県境港市から島根県松江市へ。中海をまたぐ江島大橋は全長1446m、PCラーメン構造(よくわからないけど)の橋では日本一の長さだとか。最上部は高さ45mもあり、景色抜群の風光明媚な橋なのです。

でも実際、車で通ってみると・・・

(え?これ?)


ジャジャジャーン! これがベタ踏み坂の正体です。

島根県松江市側に下りてすぐのファミリーマートに車を停めて、スマホで撮影したもの。

いやいや、普通の坂じゃん! 人も普通に走っているし。
何かの間違いじゃないかと、ググってみました。

ズームで撮ってみる

「ズーム機能で距離をギュッと縮めてみるといいですよ」のアドバイスにより、もう一度スマホのズームで撮ってみました。

あらら、ちょっとだけ急になりましたね。

ちょっと斜めに撮ってみたら、奥行きが感じらるようになりました。

一眼レフの望遠レンズで撮ってみる

さらにベタ踏み坂と呼ぶにふさわしい坂を撮るために、少し離れたところから望遠レンズを使って撮ってみました。

江島と地続きになっている島根県の大根島というところまで行き(車で5分くらい)、海の向こうにうっすらと橋が正面に見える撮影ポイントを探しました。
土手に上り、カメラに望遠レンズを取り付け撮影再開です。

あ、いいじゃないですか!
でも初心者用の一眼レフの望遠レンズではこれが限界。帰ってから写真加工アプリで修正してみました。

出来た!!! これぞベタ踏み坂ですね。

もう一度、実際の橋と比べてみましょう。

いや〜同じ橋だとは思えませんね。写真のトリックはすごい!
ズームと望遠でこんなに変わりました。

結論。べた踏み坂は普通の坂なので、ベタ踏みするのは危険です!
おまけの結論。写真は盛れる!

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岡山在住。 子育てに区切りがつき、好きなことを仕事にしようと長年勤めた会社を辞めてはや3年。 編集・ライター講座に通いフリーライターを目指してみたものの、未だバイト生活。右往左往の日々が続いています。 そんな毎日の中から見つけた、はかなくも楽しい日々のあわを書き留めました。