岡山県の北部に位置する津山市。
風情ある城下町にひっそりと佇む「つやま自然のふしぎ館」は、もともと「津山基督教図書館高等学校」だった校舎を改築し、1963年、博物館として開館しました。
創設者の熱意が伝わる約20,000点の迫力ある展示は、知る人ぞ知る納涼スポットなのです!
入館早々始まる背筋のゾクゾク〜
展示室は第1〜12室に分かれています。
問題の第2室。
理科室っぽく人体の標本がたくさんあります。
胎児の標本の右隣の展示コーナーに注目!
創設者の心臓、肺、腎臓、肝臓、なんと脳まで展示!!!
創設者、森本慶三氏の「人体構造をより深く知ってほしい」との遺言により、本人の実物の臓器を展示しているのです!
岡山大学解剖学教室で執刀、処理されたもので、展示については岡山県知事の許可を得ています。
創設者の遺言書も。
いきなりのショッキングな展示は、かなり後引く怖さです。数年前までは、単眼の子どもの写真とかもあり、強烈にメンタルをえぐられたものです。(今は撤去されているのでご安心を)
この第2展示室さえクリアすれば(耐えられなければスルーも可)、あとは普通に博物館を楽しめます。(…でもないけど)
蝶と昆虫の部屋。この部屋だけで1500点の展示。もはや物置状態!
動物園を超えた「はく製」の迫力
2階には世界の動物を大陸ごとに部屋分けして、約800体のはく製を展示しています。
動物の目玉や舌など腐りやすいものはガラスやプラスチックですが、毛皮、つの、牙、ひずめは本物です。
「ここに注目!北極出身のクマと南極出身のアザラシが津山で前代未聞のご対面です」プレートの表現が何気に面白いww
展示物だけじゃない、怖さの秘密
夏休みだというのに、人影まばらな教室。
そこはかとなく漂うホルマリン(?)のにおい。
みしっ、みしっと鳴る廊下。
手書きの文字にさえ、怖さが漂います。
ヒグマに襲われた人の腕、胃の中の赤ん坊の足・・・パネル展示の怖さもハンパねえ〜!
MONGOL800もオススメしていた、迫力とリアルを追求した「つやま自然のふしぎ館」。
肝を冷やしに行ってみませんか?
詳しくはこちらにも
https://mrs.living.jp/okayama/event_leisure/reporter/3571939
つやま自然のふしぎ館
岡山県津山市山下98−1(鶴山公園正面入口)
tel:0868-22-3518
開館時間:9:00~17:00(入館は16:30)
休館日:3,7,9月/月曜日
1,2,6,11,12月/月曜・火曜日
その他の月、及び祝日は開館
年末年始(12/29~1/2)
入館料:大人700円 小人600円 幼児400円
コメントを残す