禁酒会館で大正浪漫薫るコーヒーとライスカレーを召し上がれ

禁酒会館。
なんて不思議な響きなんでしょう。

酒に逃げてはなりません。
酒に溺れてはなりません。
酒であなたの苦しみは癒えません。

あなたは一人ではありません。
私たちと共に酒を断とうではありませんか。

さあ。
酒のない世界へーー。

・・・というイメージがあって、なかなか入る勇気がなかったのですが、1FにあるカフェをチラホラSNSで見かけるようになったので、勇気を出して入ってみました。

ただならぬ雰囲気を醸し出している「禁酒会館」って何?

大正12年に、社会の不景気や不安感から酒に溺れる人を救おうと禁酒運動の拠点として建てられました。食堂や宿泊施設として機能していたようです。
当時の様子を展示している「資料室」もあり、自由に入れます。

ギシギシ音のするレトロな佇まい


これまた不思議な雰囲気
珈琲屋ラヴィアンカフヱ


禁酒会館の1Fにある「ラヴィアンカフヱ」。
メニューはコーヒーのみですが、カレーライス、いや違う「ライスカレー」が数量限定で提供されています。

狙っているのか偶然なのか、このお皿におけるライスの位置。絶妙じゃないですか!!!

カレーとライスがお互いを思いやっての位置関係。


カレーの後のコーヒーは美味しい!
角砂糖2個とあの小さい容器に入っているコーヒーフレッシュがこれまたレトロ。

オリヂナル・ブレンドコーヒー。 オリヂナルですぞ。


BGMはありません。静か〜な雰囲気です。
落ち着くといえば落ち着くし、静かすぎて落ち着かないといえば落ち着かない。

江戸のお城建築と大正のドイツ建築が隣同士!世界観バラバラの魅力!


かつてビルがあったため、この岡山城西丸西櫓は見えませんでしたが、今はコインパーキングになっているため、バッチリその姿を見ることができます。
岡山城からは少し離れているけど、ここに櫓があるってことは、すご〜い大きなお城だったのね・・・

江戸の風情と大正浪漫建築が背中合わせ。
国と時代を超えた不思議〜な空間でした。

ドイツ風建築と日本の城の櫓がお隣さん。

珈琲屋ラビアンカフヱ
岡山市北区丸の内1-1-15 禁酒会館1F
086-227-2237
11:00~19:00
月曜日定休

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岡山在住。 子育てに区切りがつき、好きなことを仕事にしようと長年勤めた会社を辞めてはや3年。 編集・ライター講座に通いフリーライターを目指してみたものの、未だバイト生活。右往左往の日々が続いています。 そんな毎日の中から見つけた、はかなくも楽しい日々のあわを書き留めました。