藤井風さんの曲を園内放送で45分間流し続ける岡山県里庄町へ行ってみた

2021年大晦日。岡山県民がこぞって観ていた(であろう)NHK紅白歌合戦。凝った演出と最後のMISIAとの共演に「今年の紅白は藤井風が持っていった」と大絶賛でしたね。残念ながら「きらり」と「燃えよ」を見たあとチャンネルを変えてしまった私は最後の見せ場を見逃してしまいました。悔し〜・・・ということで、風さんが生まれ育った里庄町に行ってきました。

岡山県出身者がすごいんじゃ!

岡山県出身といえば、千鳥をはじめ、水川かたまり(空気階段)、秋山(ハナコ)、加賀(加賀屋)、リリー(見取り図)、ウエストランド、兎(ロングコートダディ)、中野(蛙亭)、たける(東京ホテイソン)等々、今やM-1やKOCで大活躍です。そんな中現れた風さん。クールな外見とは裏腹な素朴で飾らない岡山弁に、岡山県民は老若男女問わず心を奪われてしまいました。
ちなみに空気階段の水川かたまりさんと風さんは同じ高校です。(風さんは音類ですけど)
この高校は全県学区なので、岡山県全域から通ったり下宿したりと、県下のかしこたちが集まる進学校なのです。

「風さん愛」に満ち満ちた里庄町

「祝!藤井風さん NHK第72回 紅白歌合戦出場」の横断幕を掲げている里庄町の「風さん愛」。


里庄町内には町役場の他にも里庄駅、つばきの丘運動公園、歴史民俗資料館前など5箇所に横断幕を掲げていました。

つばきの丘運動公園

そして里庄町のホームページには藤井風さん情報が満載。「町議会」「町長の部屋」と並んで設けられた風さんのコンテンツ。CDのジャケ写真がデカデカと掲載されており、しかもクリックすればオフィシャルサイトへひとっ飛び!という至れり尽くせりのサービスなのです。
そのほか、新着情報の「藤井風さん情報」は常に更新されているなど、町長に並んで町の顔になっていました。

*噂の里庄町のHPはここ→ http://www.town.satosho.okayama.jp/

HPだけではございません。町役場1Fに設けられた展示コーナー!
『がんばろう ワシのふるさと 里庄町』のメッセージ入りポスターや『愛してる里庄町』と書かれた直筆のサイン、「まちのわだい」、さらには風さんへのメッセージを綴るノートまで置いてありました。
なので、2021年のふるさと納税額は里庄町始まって以来、初の1億円超えだそうですよ!

里庄町のキャラクター「里ちゃん」と風ちゃん。
里ちゃんは「S」とつばきをモチーフに作られました。

直筆のサイン「愛してる里庄町」で地元の心を鷲掴み❤︎

*現在コロナウイルス感染症拡大の影響で展示コーナーは閉鎖されています(1/17~)。1日も早いコロナの収束を願います!!

ここで注意!里庄町は「浅口市」ではなく「浅口里庄町」です。もともと鴨方町、寄島町、船穂町、金光町は浅口郡でしたが、離脱して里庄町だけが残ったみたいですね。隣り合わせの浅口市と浅口郡。ややこし〜。

45分間、ず〜っと曲が流れている「つばきの丘運動公園」

ホームページには「つばきの丘運動公園で10時と15時に藤井風さんの曲を流します」と書かれていたので、15時にスタンバイしていました。(ヒマかっ⁉︎)
15時きっかりになんの前触れもなく、いきなり流れてきました!
♪なっ、なっ、なっ、なななっ、な、な、ななな〜♪
そうです「何なんw」が始まりました!

静かな園内に流れる風さんの歌・・・

てっきり1曲かと思いきや、次は「もうええわ」が流れてくるではありませんか!
その次は「優しさ」、その次は・・・延々と流れ続けます。
結局いつまで続くのが見届けたい、いや聞き届けなければとの使命感から最後まで聞いていました。時刻は15時45分でした。(再び、ヒマかっ⁉︎)

結局「HELP EVER HURT NEVER」をまるっとかけてくれていました。

1.何なんw
2.もうええわ
3.優しさ
4.キリがないから
5.罪の香り
6.調子のっちゃって
7.特にない
8.死ぬのがいいわ
9.風よ
10.さよならベイベ
11.帰ろう

・・・で帰りました。

親子連れにも大人気スポット

10時の園内放送は、「旅路」とか「きらり」とか色々更新されるようですよ。そちらもお楽しみに。
里庄町を眼下に、風さんの歌を聴きながらつばきの丘運動公園で散歩してみてくださ〜い。

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岡山在住。 子育てに区切りがつき、好きなことを仕事にしようと長年勤めた会社を辞めてはや3年。 編集・ライター講座に通いフリーライターを目指してみたものの、未だバイト生活。右往左往の日々が続いています。 そんな毎日の中から見つけた、はかなくも楽しい日々のあわを書き留めました。