50代半ばで、ちょっと人生を見つめ直そうと、会社を辞めて早1年。
娘は就職したし、大学生の息子の学費は確保しているし、自分一人ならなんとかなるさ!と、ぼんやりと甘い考えで始めた自由な生活。
世の中、そんなに甘くない。
当然のことながら未だになんともなっていません。
途中、3週間だけ就職したり、WEBライターをしたり、ちょこちょこ活動してはいますが、動けば動くほど出費が上回ります。とほほ。
そうだ!娘の扶養にしてもらおう
子供に扶養してもらうなんて思ってもいなかったけど、配偶者もいないし、無収入の状態で毎月の社会保険料を払い続けていくのは無理!
私の場合、毎月、健康保険37,000円(1年を8期くらいに分けていてその1回分)、国民年金16,340円、20歳になった息子の分16,340円、計70,000円をほぼ毎月払っていました。
高すぎませんか?国民健康保険。1ヶ月37,000円ですよ!!
1ヶ月の間にそんなに病院行かないのに!
もう理解できない!
気づくのが遅いけど、キツい。キツすぎる。
家のローンも車のローンも着物のローンもある。(どんだけ浪費家!)
そこで思いついたのは、
そうだ!娘の扶養にしてもらおう!
早く踏み切れなかったのは、その分が娘に上乗せして払わなければいけなくなるのではないか、ということ。
就職したての娘にそこまで負担を強いることは、さすがにできない。
そんな時、友人から聞いた天の声。
「娘さんが払う保険料は変わらないよ」
「扶養に入れば、高い保険料を払わなくてもいいし、娘さんは保険料変わらないし会社と折半だし、それに”扶養手当”が付く。どちらにとってもいいことしかない、win-winですよ・・・」
え〜!なんだ〜、なんていい制度なの!
早くそうすればよかった。
これで社会保険料地獄から脱出できる!
早速、手続きをしてもらい、退職してからちょうど1年後にめでたく扶養になりました。
なんか娘に申し訳ない気がしていたけど、背に腹はかえられません。
夜遅く帰っても怒りません。
散らかし放題でも怒りません。
1か月後、憧れの健康保険証が1枚届きました。
1枚?ん?息子のがない・・・
一人一人手続きが必要だったみたいです。
(はよ言うて!)
それでもまだ残る疑問・・・
娘に扶養手当がつくはずが、何ヶ月経ってもついていません。
これは、「健康保険のみの扶養」というやつで、「税制上の扶養ではない」ということなのですね?
てっきり扶養手当が付くものだと思っていたので、なんかモヤモヤするけど、健康保険料を払わなくて良くなったので、これでヨシとしなければいけないのかな・・・もやもやもやもや・・
「開封期限付」国民年金振込用紙が送られてきた!
扶養になったら、全ての社会保険料は払わなくてもいいと思っていた折、「開封期限」が明記された封筒が郵送されてきました。
国民年金は、銀行から自動引き落としにしていましたが、扶養になれると聞いた時点でそれを解除していました。
そうです。国民年金も払わなくていいと思っていたのです。
娘に会社に確認してもらうように伝えましたが、「今日は会社には寄らない」「忘れた」とか、グズグズしているので、直接私が聞くことにしました。
その前に、一応ネットで調べておこう・・
知らない人が少ないせいか、(当たり前すぎることなのか)ズバッと書いてはいないけど、
国民年金第3号に入れるのは「配偶者」だけ、の一文を見つけました。
ええっ!知らなかった〜!
50年以上も生きてきて、本当に情けない。
結婚した時、専業主婦だった私は「国民年金第3号」だったので、
扶養家族はみんな「第3号」だと思っていたのです。
娘の会社に電話する前に調べてよかった〜。
親子共々恥をかくところでした。
それにしても、会社員時代は全て総務の人たちに任せっぱなしでしたが、少しは世の中の仕組みを知っておかないとダメですね。もう遅いですけど。
ちなみに去年会社を辞めて、3週間ほど会社員になって、またフリーになったので、去年1年間に
厚生年金→国民年金→厚生年金→国民年金、の度重なる変更に、自分の優柔不断さが表れているようで、イヤになっています・・・
なんか知らんけど、母さん頑張るわ。
(終わり)
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