10年ぶりに高知へ!
朝9時からの取材なので、前日入りとなりました。
仕事とはいえ、5月のさわやかな季節にリョーマやカツオやミレー(←いきなりマニアック)に会えるの、楽しみすぎっ。
南風5号で車窓の景色を満喫
岡山駅中央改札で9:40に待ち合わせ。
1泊2日なので荷物は着替えのTシャツのみ。
あまりの身軽さに、待ち合わせしたTさんは私を同行するライターだとは認識できなかったほどです。
ちなみにTさんはボディバッグを斜めにかけ、重いカメラの入ったリュックを背負い、手にはゴロゴロとコマの付いたトランクと取材先への手土産が入った紙袋(←気遣いよね〜)を持っていましたw
早速「南風5号」へ。
日曜日だけどコロナ禍で乗客はまばら。
高知へはいつも車だったので、電車の旅は今回が初めてです。
見慣れているはずの瀬戸大橋もテンションUPで座席を移動したりして写真を撮りまくりました。
はしゃいでいた時間も小一時間くらいで終了。
のどかな景色も手伝ってウトウト、そしてまたウトウト・・・。
2時間30分で高知に到着です!
日曜市は外せない!
一泊するので生鮮食品は買えないし、荷物が増えるのも絶対イヤ。
鋼の自制心を持って行ったにも関わらず、帰るころには持ちきれないほど買い物をしてしまうのが日曜市。いちど「宅配便で送ればいっか〜」となってしまうと、堰を切ったようにアレやこれや買ってしまう。ま、これが楽しいのだけどね。
お昼ごはんは「中日(ちゅうにち)そば」。
中日そば? え〜説明書によると「麺は中華麺、お出汁はうどん」と書いていました。日曜市の名物だそうですよ。
そば+中華麺+うどん・・・すべての麺の要素をごちゃごちゃに混ぜ合わせているけど、味は間違いない。美味しい!
その後も、これまた日曜市名物だという「1×1=1(いちかけるいち)アイスクリン」(「イコールいち」の部分はどこ行ったん?)やら、ゆずジュースやら、冷やしトマトやら食べ歩きました。
1個100円の冷やしトマトの甘さにびっくり。
「徳谷トマト」は生産者さんに番号がつけられていて、とりわけ52番の甘いこと!!!
日頃スーパーで買うトマトなんて、ほぼ水じゃん!って思ってしまうほど濃厚なお味です。
高知といえば文旦も有名ですよね。
試食で小夏をいただいたお店で文旦も購入。
以前SNSで綺麗に盛り付けしているのを見ていたので、早速真似してみました。不器用で雑な性格がそのまま現れてしまったけど、そこそこ綺麗に剥けたのでは?
カツオのたたきだけじゃない、
土佐料理の芸術「かもん亭」へ
夕食は、ひろめ市場へ行くという案もありながら、ホテルからほど近いところにある「かもん亭」へ。ホテルの方から「予約が取れないお店ですよ〜」と聞いていたので直接行ってみました。夕食の時間には少し早かったおかげで、まだ店内は奇跡的にだ〜れもいませんでした。
まずはカツオのたたき。
見て見て、この厚み。大将が目の前で(といっても背を向けて)炙ってくれます。
左下はウツボのお刺身。コリコリとした歯応え。ウツボの顔って怖いよな、さすが海のギャングだわ、とか話しながらいただきました。
添えていたアイスプラントもシャキシャキで、いろんな歯応えが楽しめるお皿でした。
右下は青さの天ぷらとさつまいもの天ぷら。青さの盛り付け、すごくないですか?アートだわ。
そして間にあるのはさつまいもの天ぷら。甘く煮付けていたものをさっと揚げているので、外カリカリ、中じゅわ〜。
上はあかうしのわら焼き。貴重です。
下は、焼きフルーツトマト。白いのは豆腐とチーズで出来た、なんとも美味しいソースです。
ほかにも「どろめせんべい」とか、いろいろ初めてのものばかりいただきました。
どれもこれもまるで高級料亭のような盛り付けと大将のホスピタリティが最高!
しかも生ビールと小夏チューハイをいただいて、一人5,500円!良心的!!
今度は仕事抜きでもう一度来たいお店です。って決まり文句のように言うけどほんとに思っています(きりっ)。
かもん亭
高知市はりまや町2丁目3-13
088-885-0855
定休日:火曜日(日曜営業)
2日目は、お仕事、お仕事!
朝9時にトマト農家の取材。
レンタカーで1時間ほどの場所へ行こうとするも、ナビが頼りにならず、迷いに迷いました。
それでも優しい担当者の方にじっくり美味しいトマトの見分け方など伺いながら午前中は終了。
その後、山間の棚田へ。
これまた迷いに迷ってやっと辿り着けました。
車一台通るのがやっとの山道、心臓バクバクです。
曇りや雨の多い週でしたが、奇跡的に2日間だけ晴れてくれました。
桂浜や室戸岬、足摺岬などの観光名所には行きませんでしたが、それでも十分高知を楽しむことができました。
月並みですが、人も優しいし、方言も優しい。若い女の子が「〇〇しちゅうきに」とか「〇〇ぜよ」とか言うの、ほんと可愛い!
あっという間の2日間。原稿料を軽く超えた(かもしれない)楽しい高知の旅でした。
何から何まで手配してくれたTさん、ありがとうございました&お疲れ様でした。
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